
ホームインスペクションとは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務です。
「家」を購入するという人生の大きな買い物では、後々トラブルや後悔をしないためにも、購入前に住宅診断を行ない、しっかりと物件の状況を確認することがとても大切です。建物状況の説明が義務化される中で、近い将来にはホームインスペクションを行なうのが当たり前になってくると予想されております。
ホームインスペクターの資格を有するためには、建築士の資格を有した人のうち『既存住宅状況調査技術者講習』を受講し、その後の修了考査に合格しないといけません(一級、二級、木造建築士によって、調査出来る建物の規模は異なります)。
住宅の専門家であるホームインスペクターが調査を行なって、調査報告書を発行するため、中古物件でも安心して購入できます。また、「欠陥住宅」や「購入してはいけない住宅」を購入するリスクも大幅に減らすことが出来ます。
ホームインスペクションの調査項目としては木造の場合、『建物の構造上主要な部分』に係る調査(基礎、土台及び床組み、床、柱及び梁、外壁及び軒裏、バルコニー、内壁、天井、小屋組み等)や、『雨水の浸入を防止する部分』に係る調査(外壁、軒裏、バルコニー、内壁、天井、小屋組み、屋根等)があります。いろいろ専門的な名称もあって分かりにくいかもしれませんが、要するに建物にとって重要な部分を調査するということです。そのため、購入後にどこをリノベーションすれば良いか、リノベーション計画を立てやすくなります。
お電話、WEB からお問い合わせください。親切丁寧にご回答致します。
いただいた情報を基に該当の物件を事前調査させて頂きます。
事前調査後にホームインスペクションを行なうにあたり、業務委託契約を締結させていただきます。
ホームインスペクションの実際の流れをご説明します。
ご依頼主様と診断させていただく物件で待ち合わせです。かぎの取扱いの為、仲介業者さん立ち合いの場合もあります。
ご依頼主様にご挨拶の上、当日の手順や所要時間、診断の流れを簡単にご説明します。
今回、ホームインスペクションを行なう物件は、築38 年の中古戸建の物件です。
まずは外回りから診断を開始します。基礎、外壁、屋根、軒裏、雨樋、外部金物等、バルコニー、外部階段等、確認範囲は多岐に渡ります。




家で大事な部分は、建物を支えている基礎です。ひび割れの有無及び幅・長さ、コンクリートの浮き、鉄筋の有無及びピッチなどをチェックします。


建物が傾いていないか、レベルや下げ振りを用いてチェックをします。


外壁のひび割れの有無、塗膜の劣化の有無、金物の有無、排水の接続のチェックをします。





屋根や軒裏などの高所部分は、安全対策のため、専用の高所カメラを用いてチェックします。屋根の剥がれや割れの有無、軒裏の腐食の有無などをチェックします。





屋根や軒裏などの高所部分は、安全対策のため、専用の高所カメラを用いてチェックします。屋根の剥がれや割れの有無、軒裏の腐食の有無などをチェックします。
外廻りの調査の後は、室内の調査にはいります。


壁のひび割れやシミの有無、壁の傾きの有無などをチェックします。


雨漏れの有無、天井裏の金物やシロアリの被害の有無などをチェックします。


床のたわみや傾きの有無、床下の金物やシロアリの被害の有無をチェックします。


ドアなどの建付・動作・傾きなどのチェックをします。建物が傾いていると、きちんと閉まらないことも多いです。


換気扇などの設備機器や給水・排水管などの不具合の有無をチェックします。
調査の後は、撮影した写真を用いて、不具合箇所の報告及び原因と問題点などを簡単にご説明いたします。
報告書については後日お送り致します。
調査結果を記載した報告書を郵送いたします。これでホームインスペクションは終了です。
エールハウスの安心ホームインスペクション!



エールハウスでは、ホームインスペクションの資格を持った建築士が住宅診断を行ないますので、安心してホームインスペクションをご依頼いただけます。
① ホームインスペクション
(国土交通省 既存住宅インスペクションのガイドラインによる)
② 不動産購入サポート
(不動産売買契約書・重要事項説明書のチェック、住宅ローンのアドバイス)
③ ホームインスペクション + 不動産購入サポート
※ワンストップリノベーションなどご希望の方は、料金の免除させていただく場合もありますので、お気軽にご相談下さい。